可茂地区におけるオモチャ病院活動の要約。


 おもちゃ病院可児[本会]:可茂地区おもちゃ病院活動のパイオニア。2006年末より本格稼動開始。(当時4名)
 人気を博し随時ドクター募集を重ねて現在9名。メンバー構成も多様で修理ノウハウも確立してきた。
 部品供給体制・広報活動・ドクター同士の情報交換など、経験豊富で安定稼動には定評がある。その意味でも可茂地区随一。
 しかし会場都合が不安定で、清掃日・選挙などでメイン会場(可児市福祉センター)が使えないことが多い。2010年夏に月2回体制にした途端に偶数月第3土曜日が清掃休館になり、代替会場を探した結果「加茂おもちゃ病院」が発生した。
 以前から待機スペース不足が課題で、従来の福祉センターのほかNPOセンター会場を追加、さらに可児市内各地の児童館での開催も計画される。代表交代後、開催回数も増えてきた。
 最近会員が減少したため、おもちゃドクター養成講座で補充を図っている。
 永年の活動歴を下地に、多くの玩具修理をこなしているといえる。

 加茂おもちゃ病院:本会初代代表が立ち上げた美濃加茂拠点の名義。会員1名の個人サークルである(爆)。
 実態は「おもちゃ病院可児・美濃加茂会場」だが、別名義を確保したのは美濃加茂市が可児市より先輩都市であるためである。
 1.可児メイン会場の休館日代替、2.代表の所属会社へのアピール、3.美濃加茂市の玩具修理需要調査、4.児童待機スペース要否の検証、5.加茂郡在住ドクターへの便宜、6.美濃加茂市在住ドクターの手掛かり確保…以上6目的を掲げ、2011年1月設立。
 可茂広域対応を謳い[すこやかタウンみのかも]会場を確保、偶数月第3土曜に可児を引き連れて開催。児童待機場所のある加茂は利用者から好評。程なく毎月開催に移行、美濃加茂環境フェアへプラレールひろば共々出展、好評を得た。
 その様子が「みのかも市民活動サポートセンター」職員の目にとまり「楽しそうな活動で羨ましい、美濃加茂市民によるおもちゃ病院活動が欲しい」と要請を受け「おもちゃドクター養成講座」が実現。美濃加茂市民の玩具ドクターが誕生し「みのかもおもちゃ病院」設立となった。
 短期間に予想以上の結果を残して役目を終えた。

 みのかもおもちゃ病院:みのかも市民活動サポートセンター主催「おもちゃドクター養成講座」参加者により設立。在籍15名
 ひらがな表記は、美濃加茂市と加茂郡各町村との提携制度「みのかも定住自立圏」に由来する。
 「加茂おもちゃ病院」より定期開催および加茂郡各地への出張体制を引継ぎ、市内オファーも順調にこなす。加茂代表は顧問として残存。
 メンバーの団結力は高く、最近「日本おもちゃ病院」へ登録されて部品供給体制も格段に良くなった。
 会員数の多さから可茂地区第1拠点へ成長、中濃地区中心都市の市民活動としても認知されている。
 さらにプラレールひろばの開催や美濃加茂市特有の夏休み小中学生ボランティア参加を受け入れるなど、活動の幅も広い。
 市民活動団体として

 おもちゃ病院七宗:2010年、可児へ七宗在住ドクターが参加したのが事の発端。まずは臨時開催を目指し経験を積む。
 2011年、上麻生の生涯学習まつりイベントで「おもちゃ病院」を開催、好評を得た。これで年1回開催枠を確保。
 2012年、神淵公民館でも開催、さらに秋の七宗社協ふくしまつりへも参加。七宗町全域に広がりを見せた。
 可茂第3拠点として成立、要員は3名。
 人口減少地域だけに現状維持がやっとであるが、加茂地区北部拠点として貴重な存在である。

 飛騨金山おもちゃ病院:以前存在した活動が代表不在で自然消滅した。
 2011年に下呂市社協金山支部にて事情を聞き、2011/12/24以降金山児童館にて年2回開催してきた。
 下呂市金山町は人の流れの関係から美濃加茂が管轄していた。
 児童館特有の問題から2013年夏を最後に休止、下呂市本拠地は飛騨萩原へ移行。

 はぎわらおもちゃ病院(←飛騨萩原おもちゃ病院):子育て支援イベント参加で具現化。
 飛騨金山の様子が下呂市の児童福祉中心地・萩原に伝わり、子育て応援イベント「はぎわらの森の宝島」へ出展。
 加茂・高山の共同参画で集客も望めるなど十分な手応えを得て、下呂市に必要な市民活動として認知される。
 結果を受け、萩原のNPO団体により「萩原おもちゃ病院」誕生に至り、現在隔月ペースで活動している。
 課題は少子高齢化区域であること。そこで下呂地区へも出張活動するなど広域化する様子が見られる。

 八百津おもちゃ病院:既に八百津社協が「おもちゃ病院」とドクター3名を組成、各務原の援助で年1回稼動していた。
 みのかも定住自立圏の「おもちゃドクター養成講座」へ3名が参加し、その縁で可茂地区連合の八百津開催が実現した。
 可茂地区には珍しく社協主導であり、自らデータ管理している関係もあって可茂第4拠点である。
 部品不足・経験不足は美濃加茂との連携で解決をはかり、ドクターを自力養成する意向もある。
 開催頻度が高くなれば将来完全独立可能である。課題は福祉センターの土日休館、平日開催体制を整えるのが早道。

 川辺おもちゃ病院:川辺町在住ドクター1名が可児で活動し、設置を立案した。
 現在は川辺児童館にて年2回稼動し、地元ドクターのよき活躍披露の場でもある。
 存在が知られるようになってから普段から川辺町在住の依頼者が美濃加茂へ来るようになり、「みのかも定住自立圏」は有効に機能している。
 美濃加茂市に近く若い世代が比較的多く需要はあるはずだが、ドクターが少ない。
 可児所属ドクターがいる条件を逆手に、七宗と組めば将来はある。

 関おもちゃ病院:中濃の拠点都市。
 関市市民活動センターへ問合わせ、同種団体がひとつもないことに愕然。市民活動団体に登録。
 市民活動センター&安桜こども館と協議の結果、9/21に臨時開催…関市の規模から満員御礼と相成った。
 結果、関市民のドクターを講習で集めて任意団体設立、毎月開催にまで至った。
 現在は毎月2回活動しており、武芸川・美濃への出張開催も行うなど、積極的である。
 郡上からの出動要請があっても、可児・美濃加茂からでは厳しいが、関であれば対応可能であろう。


info1 | info2 | info3 | info4 | info6 | 更新15/09/17

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